プロジェクトの概要

和歌山県冷水浦について

和歌山県海南市冷水浦の集落

和歌山県海南市JR紀勢本線冷水浦駅から徒歩5分ほどの場所にある谷戸の集落。
紀伊半島では、谷戸を環境単位とした漁村集落が数多くある。
冷水浦ではすぐ北側に海、南側に山がある。北側への眺望は鉄道敷が防波堤上に盛り上がっていることと海際の工場地帯によって塞がれている。

集落の様子

古くは熊野参詣道・紀伊路沿いにできた漁村集落である冷水浦。
車の入れない路地(私道)から成るこの集落は、現在では住人の高齢化を迎え、より利便性の高い近隣地域への移動を余儀なくされている。
冷水浦に限ってみれば空き家は徐々に増えているが、海南市全体で見ると海や商業施設などの観光資源が多数あり、和歌山県内でも有数の観光地として位置づけられる。

プロジェクト名について

ゴールが決まっていないプロジェクトの方向性を大工・デザイナー・建築家の3者で共有するため、プロジェクト名称とロゴマークを制作した。
ロゴのReのあとの四角には、Re「NOVATION」、Re「VILLAGE」、Re「LIFE」など、再生にまつわる様々な言葉が入り、住み込みながらつくるというスタイルに合わせた更新性を持つロゴマークになっている。